フィレンツェ・ペルゴラ劇場での素晴らしい舞台をありがとうございました。
ヒーローズ和太鼓チーム代表2名が、初の神楽の楽師に、祈りをこめて挑戦させて頂きました。
本公演はイタリアのセッジョレ劇団との共演。演者のファビオ・バロンティ氏やバイオリニストのマウロ・イウラート氏など、イタリアのアーティストの皆様と表博耀氏の神楽の共演という、奇跡のような場に挑戦と学びの機会を頂き、さらに終始あたたかくご指導くださいました表先生はじめ、アーティストの皆様、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
日本のお役目、そしてヒーローズクラブ・豈プロジェクトの活動の意義をますます強く心に刻む会となりました。感謝と共にますます精進してまいります。
参加したヒーローズ和太鼓チームの感想をお届けします。
イタリアにて和太鼓の挑戦
普段ヒーローズクラブの和太鼓では客席に向かうことが多いのですが、今回イタリアで叩かせて頂いた和太鼓は舞台に向かって設置しました。
関わる皆さんのおかげで集中することが出来、表さんの動きやバイオリンの音との調和が生まれ、予定しているわけではなくても一緒に盛り上がっていったり、落ち着かせて行ったりと、楽譜もない中でしたが初めての感覚で叩かせて頂きました。
エンディングの時に初めて客席を見上げると、客席は満員で大きな拍手が起こり、表さんやプロ楽師メンバーともアイコンタクトを交わして、ありがとうと声をかけて下さり、挑戦できて本当に良かったと感じました。
そして何より、ヒーローズクラブで和太鼓を始めて、まさかイタリアで別のチームと混ざって演奏させて頂くことがあるとは思っていませんでした。和太鼓にしても何にしても、日本の強みであることを日々修行して伸ばしていくことは世界に繋がっていくことを感じました。
和太鼓も農業も教育も経済活動も、させて頂いていることに感謝して、人の前で実践出来たり、誰にでも語れたり、ということが出来るようにしていきます。
株式会社山崎文栄堂 伊藤平
また今回の公演はアーカイブでの視聴が可能になりました。
ぜひご覧いただけましたら嬉しいです。
フィレンツェ 戯曲「SAVIOUR」
https://saviour2024.peatix.com/view