2022年2月24日

奇跡のカムイミンタラ合宿《冬》必要なことはすべて自然が教えてくれる

地球をフィードに学び、最高の仲間とチームをつくる。
ワールドユーアカデミー・ヒーローズクラブでは数々の合宿研修が展開されています。ここから、毎年様々なドラマと人材が育っています。

今回の冒険の舞台は冬の大雪山カムイミンタラ！
初めて体験したアイスクライミング、冬にしか出会うことが出来ない雪の世界、大自然からたくさんの気づきを得た研修となりました。会社の仲間、企業の垣根を超えた仲間たちと体験した挑戦と学び、ぜひご覧ください。

【どうせ無理を超えて諦めずに前に進む】

Ｓ．Ｔ．Ｓの平井迅（じんちゃん）です。

今回は冬の北海道にて合宿が行われました。
初めて挑戦したアイスクライミングでは高さ20ｍもある凍った滝を登りました！
最初は誰しもが登り切れないと諦めていた中、1人また1人と登頂するに連れて心の変化がおき、「難しいかも」から「きっとできる！」に、気持ちが変わると続々と登頂者が増えていきました。

この光景はヒーロークラブで学んできた、どうせ無理を超えて諦めずに前に進むことを改めて体現する時間となり、仲間の大切さや応援の声がどんなに自分の力になるのか？を感じる瞬間でした。
善き仲間と共に成長できる体験を頂き感謝です！

【必要なことはすべて自然が教えてくれる】

メディアラボの小林英司（こばやん）です。

冬の大雪山、カムイミンタラでの合宿に参加させていただきました。
層雲峡という自然の雄大さを感じる岩壁や、雪が積もる川辺をヒーローズの仲間達と共に歩き、そして滝が凍ってできた氷壁を登り、新雪の雪原を犬たちと一緒にソリを引いて進んでいく大冒険をしました！
そして夜は火を囲み、仲間と共に輪になって未来について語りあう素晴らしい時間をいただきました。

雪に囲まれた白銀世界は、美しくもシンプルな世界で、その中に身を置くことで、野生を取り戻すような、自分の感覚が研ぎ澄まされていくのを感じました。そして自分の中の様々な情動に気がつきます。
初めて挑戦したアイスクライミングにて頂上まで達成できなかったことを恥ずかしいと感じてしまう自分にも。
しかしそれは、先頭にたって日本を復興しようというヒーローズの仲間達と切磋琢磨し、同じ土俵にたって戦っていきたいという想いから来ていることに気がつきました。

必要なことはすべて自然が教えてくれる。
恥ずかしさではなく、志に生き、そして仲間と力を合わせて1歩ずつでも成し遂げていく。そんな覚悟を持つことができました。
私たちはあらためて、デスクに向かった勉強だけでなく、大自然からたくさんの学びを得て人生を生きていくことが大切な時代と感じています。
ありがとうございました。

【いつでも目覚めたり芽生えたりすることができるんだ】

山崎文栄堂の櫻井（ともちゃん）です。

カムイミンタラ合宿に参加させていただきましてありがとうございました。
今回の合宿では人生で初めてのアイスクライミングを体験させていただきました。
最初は落ちる恐怖があったり、アックス・アイゼンを何度振りかざしても氷をかすってしまったり、「私には難しい」という言い訳が頭の中にありました。
これが最後のチャンスで絶対に完登したい思うと、アドバイスをもらったとおりに体を動かせたり、少しずつ体や道具の使い方のコツをつかみ始めました。
最初に思っていた「自分にはできない」という雑念が最後のチャレンジではなくなり、ピッケルの1打1打、アイゼンの1蹴1蹴、1歩でも上に上がっていくことに集中していました。
仲間のアドバイス、仲間の応援が無ければ完登できなかったと思います。到達できたことはもちろん嬉しかったですが、たくさんのことに気づかせていただきありがたい体験をさせていただきました。

北海道の大自然の中でたくさんの体験をさせていただき、都市の感性が当たり前なのではなく、雪・氷・寒さ・真っ白の世界が自然として当たり前であるという感覚、仲間や自然を思いやる感覚、仲間の応援を力に変えることができる感覚を学びました。そしてこれらの感性は、日本人全員が大調和のDNAとして本来は持っていて、いつでも目覚めたり芽生えたりすることができるんだということに気づかせていただきました。
「今の世界は何かおかしい」「こっちの世界の方が自然だ」と人や自然とのつながりを感じて人間本来の感性が芽吹いて日本に元気が拡がっていくように、豈プロジェクトの活動を通じて一人でも多くの方に思いを伝えていきます。
貴重な体験をさせていただいまして、本当にありがとうございました。