【日本を元気に】第1回 実語教Zoom勉強会(和太鼓グループ彩-sai- )

 

「立派な日本人と成るべく精進していきたい」

 

こんにちは。和太鼓グループ彩-sai- の 塩見(しおみん)です。

実語教というものがどういったものなのか。
それを学ぶ意義をまず最初に知ることが出来、大変学びになりました。
物事を学ぶ時に、その意義を理解していなければ、その吸収力は格段に落ちてしまうと思います。日本人が勤勉と言われていた理由が、この実語教にあったのではないかと思いました。

「山高きが故に貴からず、樹有るを以て貴しとす」
という言葉から学び、見栄の良い山を取り繕うのではなく、社会の、人々の役に立つ樹という、お役立ちをたくさん為していこうと思いました。
そのために学ぶ、という勉学において一番根幹となり、大切なものを学ぶことが出来ました。

今日の学びを経て、明日以降の学びをどのように使うか、どのように社会にお役立ちしていくのかを考えるようになることが出来れば、より多くの学びを、より多くの実りに変えることができるように思えます。

かつて日本人が持っていたという、理想、志。

実語教を学び、その志を自分の中に確固たるものとして確立し、立派な日本人と成るべく精進していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。

 

 

「精神性や志の高さの重要性を認識」

 

こんにちは。和太鼓グループ彩-sai- の 岡本(もっちゃん)です。

本日は、貴重なセミナーに参加する機会を頂き、誠にありがとうございました。

アーノルド・ジョゼフ・トインビー先生と福沢諭吉先生のお話し、そして実語教の最初の項目と一貫して志の大切さを語っていらっしゃるように思いました。

アーノルド・ジョゼフ・トインビー先生が提唱する、「理想を失う・価値基準を他者/社会への貢献などではなくお金に置く・人々の核となる理念(神話)がない それらの民族、国、会社は100年以内に必ず滅びる」というお話し。

この3点が、いずれもがその根底に志の大切さを説いているように感じます。

また、福沢諭吉先生の、恐らく一番有名な一節、「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」についても、その本質は勉学、特に実語教の重要性を説いているということを本日初めて知ることができました。天が人を平等に造っているのだとしたら、今この社会において生まれている違い、格差は教育に、実語教の修学の有無にあるというのは、個人的に非常に腑に落ちるお話しだと感じました。

福沢諭吉先生が重要性を説くその実語教の最初の項目にまた驚きました。
「山高きが故に貴からず、樹有るを以て貴しとす。」
私の理解した言葉に置き換えると、生きる上で重要なことはその人の資質や地位ではなく、いかに社会に貢献し、多くの人々を幸せにできるのかということにある、という意味であると感じました。それはつまり、また「志」をもって行動することの大切さを説いているのではないかと考えました。

多くの方々によって説かれている、精神性の高さの重要性。
そして、平安時代に登場し江戸時代に広く日本人の教育に関わってきた実語教、その第一項の内容が志の重要性というのは非常に示唆に富んでいると思います。

実利主義が蔓延しているこの世の中で、改めて志経営の大切がここに示されていると強く感じました。

今後の実語教セミナーで、その土台を作りなおしていきたいと思います。
改めまして、本日は貴重な学びの機会をありがとうございました。

 

 

「日本人として社会に貢献できるよう精進していきます」

 

こんにちは。和太鼓グループ彩-sai- の酒井です。

まず、新しい学びの機会をありがとうございました。本日のセミナーを受け、今の日本人、そして若者に必要な教育は、実語教のような日本人の精神性だと改めて感じました。

私自身、教育学部出身で、学生時代にたくさんの子どもたちと時間を過ごしてきました。その中で、子どもたちの「将来に対するやる気のなさ」をなんとか解決できないものかと、もどかしい思いをしていました。

なぜこのようなことになったのか。本日のセミナーにあった戦前の教育による「志」の教育がなくなってしまったからだと感じました。「志」がないまま学びを続けなればならない。焦点が定まらないまま学び続けることが子どもの将来への向き合い方の問題を生じさせているのだと思います。

このセミナーを受け、本来日本人が身に付けていた精神性を学び、日本人として社会に貢献できるよう精進していきます。また、ゆくゆくは和太鼓を通して、日本人の精神性に学ぶことができる教育活動を行いたいと思いました。
ありがとうございました。

 

 

「『隣の誰かのため』という感覚の大切さ」

 

こんにちは。和太鼓グループ彩-sai- の渡部です。実語教セミナー初回ありがとうございました。

最初はお恥ずかしながら「実語教とは何ぞや…?」というところから始まってしまったのですが、昔の日本人がきちんと学んでいた精神性ということを深く感じ、非常に納得いたしました。

本日学んだのは「山高きが故に貴からず、樹有るを以て貴しとす。」
意訳すると「数字ではなく、誰かの役に立ちなさい」という、とてもシンプルなもの。

しかし、これを教育として子供たちに教えていた時代を思うと、きっと思慮深い、心豊かな子に育っていたんだろうなと感じた一方で、現代社会で大人になってから学ぶこともまた、違った感覚を得られるのだなと思いました。

物事が豊かになり、競争するための戦士を育てるための現代教育において、「隣の誰かのため」という感覚が薄くなってると思います。

その中で私は、「世界中の人々を幸せにするため」「辛い思いをしている子供達のため」という信条のもと和太鼓奏者という道を選びました。
芸能の道もまた競争が激しくはありますが、常にこのことを忘れずに活動を続けていこうと改めて思いました。
ありがとうございました!

 

 

「日本人の価値観や考え方を取り戻していきたい」

 

こんにちは。和太鼓グループ彩-sai- の齋です。本日も新しい学びをありがとうございました。

“山高きが故に貴からず、樹有るを以て貴しとす。”自分たちの生活の身近にあるものからの言葉で、とてもすんなりと、頭、身体の中に入ってきました。それだけ自然な言葉なんだろうな~。

常日頃、自らの価値観で決めた、自らが追い求める山を、より高く、より高く、と日々目指してしまいがちです。改めて、遠くから見た外からの見え方だけではなく、内側、近づいてこそわかる内面的な魅力やお役立ちこそが大切であると、学びました。

山は至る所にあります。和太鼓彩の稽古場からもいろんな山が見えます。
山ひとつからとっても学べることはあふれている。

この実語教を通して、失われてしまった日本人としての価値観や考え方を、ひとつずつ、取り戻していきたいと思います。

これから実語教のセミナーがとても楽しみです!どうぞよろしくお願い致します。