特別講義 鈴木宣弘氏「農業消滅: 農政の失敗がまねく国家存亡の危機」第1回を開催しました➁

3月3日、鈴木宣弘氏をお迎えして、特別講義「農業消滅: 農政の失敗がまねく国家存亡の危機」を開催いたしました。
半農半Xが始まったこのタイミングで鈴木先生のお話が聞けたこと、改めてご縁に感謝いたします。
「日本が自給率が低い」ということをご存知の方は多いですが、そこで何ができるかを考えて行動されている方はごくわずかです。
自然や動植物の命、生産者から流通、小売、消費者みんなで食べることに関心をもつことを大事に、出来ることから行動していきましょう!
参加したヒーローズクラブメンバーの感想をお届け致します。


【中小企業で力を合わせて日本の農業復興へ!】

こんにちは!メディアラボの小林英司(こばやん)です!
鈴木宣弘先生の特別講義「農業消滅: 農政の失敗がまねく国家存亡の危機」に参加させていただきました。日本の食料自給率の課題を知ったのはここ数年ですが、現在38%で独立先進国で最下位。鈴木先生のお話から、農産物の種子のレベルで考えると大半が輸入に頼っているため、自給率は1桁台まで落ちるという事実を知りました。私たちは少しずつでも自国で食べ物が自給できるよう取り組んでいく必要があるのではないでしょうか。
私はヒーローズクラブ豈プロジェクトを通じて、直接農業に携わる機会をいただきました。今何かできることはないかと考えて、これからを担う子供たちや子孫が安心安全なお米を食べていけるよう、有機農法を学び、広げていくことを考え、一歩踏み出しています。本業もやりながら農業をしていく。同じような考えを持っていただけるよう、まず私たちが行動していきます。一緒になってみんなで農業に取り組んでいきましょう!そして出来たお米をみんなで食べて、元気に有機農業を広げ、日本の農業を復興していきましょう!


【日本の農業の現状、生産と消費の循環をつくっていく】

メディアラボの小川貴弘(たかちゃん)です。
先日、鈴木宣弘先生の特別講義「農業消滅: 農政の失敗がまねく国家存亡の危機⓵」に
参加いたしました。日本で海外の食品がたくさん輸入されているのは、単純に大規模農場で生産性からくる価格差だと思っておりましたが、海外の農業での補助金率の高さを初めて知りまして、これでは、日本の農業は衰退していくと感じました。食は生きていくための最も大切な部分ですので、半農半X(仕事の半分を農業、半分を本業のIT)、会社給食に取り組み、生産と消費の循環をさせながら日常的に安心して作物作りができる環境が必要だと感じました。
次回は、4/5(火)に 特別講義「農業消滅: 農政の失敗がまねく国家存亡の危機②」が開催されます。次は、食の安全性のテーマで開催されます。実際に口の中に入るお話なので、次回も楽しみです。ありがとうございました。


【現状から目をそらさずに、未来につながる行動をしていきたい】

山崎文栄堂の上村倫世(むーちゃん)です。
鈴木宣弘先生の特別講義に参加をさせていただき、ありがとうございました。
豈プロジェクトでも半農半Xが始まり、農業が身近に感じるようになったタイミングで学びの機会を頂きました。
鈴木先生のお話を聞いて、今まで自分は食に対して無関心だったことに気がつきました。
国産・輸入、無農薬、有機栽培など、なんとなくでしか見ていなかったこと
日本が輸入に頼っており、その輸入さえも止まってしまう可能性があること
日本の自給率が低いこと
毎日食べ物を食べて生活しているにも関わらず、なくなるなんてないだろうと問題から目をそらし、目先のことだけを考えていた自分がいました。
食べたもので身体がつくられていきますが、本当に身体に優しい良いものをつくることにも時間・お金・労力がかかること。出来ないからといって、諦めて安いもの・身体によくないものを取ってしまっては、身体・土壌・経済など、様々なものに悪影響で、負の循環に陥っていることを知りました。
みんなで協力をして出来ることを創っていく。鈴木先生からは、色々な応援の仕方があることを教えて頂きました。私も志を持って有機栽培に取り組んでいる方から、食べ物を買ったりと出来るところから応援をしていきたいと思います。一人一人が今起こっていることに目を背けないで、どうしたら良くなるか、学び考え行動をしていきます。豈プロジェクトで始まった、完全無農薬の古代米「神宝米」の栽培もこれからが楽しみです。鈴木先生、ありがとうございました。


今回も、お読みいただきありがとうございました。

次回の鈴木先生の特別講義は4月5日(火)開催です。
■鈴木宣弘先生特別講義「農業消滅: 農政の失敗がまねく国家存亡の危機➁

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