ヒーロー達の物語
HISTORY OF HEROES

学びによって強くなり、
夢に向かって突き進めるように

町田 孝治氏 奥様

町田 和歌

社内改革に全力で取り組む

ワールドユーで学んでいるうちに、「会社をもっともっとよくしたい、マッチが夢をもって設立した会社を、経営者も社員も心は一つの幸せな会社にしていきたい」と本気で思い始めました。そして、私もマッチと協力して会社改革に全力で取り組むことにしました。

まず、iWAM(それぞれの仕事での才能を伸ばすための診断ツール)を全員に活用しながら面談し、「この人はこういうキャラクターなんだ」と、社員一人ひとりを知ることから始め、その後、組織編成をしました。

次に、採用にも重点を置くようにし、スキル採用ではなく、会社のビジョンに共感する人を第一にしました。面接を何度も重ね、マッチはもちろん私や他の部署のリーダーも入ってもらい、複数の目で判断するようにしています。

さらに、社内の雰囲気をよくするため、いくつかの取り組みを行いました。
一つは、社内の風紀を正すために、簡単なルールを取り入れました。「毎朝10分間の掃除タイム」と「1日20分間の休憩タイム」です。

私としては信じられないことに、クリップとか落ちててもみんな知らん顔。また、昼休みでもないのに1時間抜けたりする社員がいたりと、それだけ社内の風紀が乱れていたのです。
そこで、1日のうち20分だけ、交代制で「この時間はコンビニに行ったりしてもいいよ」という時間を設けて、それをボードに書いておくようにしました。

もう一つは、バーベキューや社員総会といったイベントプロジェクトを、部署の枠をはずした形で立ち上げました。

それまでは、繁忙期に税務部の人は残業していることが多いのに、他の部署の人たちは定時でバチッと帰る。同じフロアで働いているのに、「定時で帰れないのは仕事のやり方が悪いからだ、手伝う必要なんてない」と平気で言っている人もいました。
でも、私はそんな成果主義のような、自分さえ良ければいいというような会社にはしたくなかった。定時で帰れる事自体は良いのですが、定時で帰れるように業務のあり方を考えることはもちろんのこと、「大丈夫ですか、手伝いましょうか」という声掛けなど、周りの人へのあたたかい心配りが普通にできる会社であって欲しいと思いました。

部署ごとに分れている壁を取っ払って活動すれば接点が増えて、そのような配慮ができるようになるのではないかと考えたのです。

これら以外の改革は、マッチのほか、私を含めた4人のサポートメンバーをつくり、そこで決めていきました。
マッチが四面楚歌で背中が小さかった時、「頼れるのは和歌しかいない」とよく言われていたのですが、私だけの力では何ともなりません。他のメンバーの支援が必要でした。

お互いのことがよくわからなかった最初のころは、温度感が違うので結構辛かったのですが、話し合いを重ねるうちに、本音を言い合えるようになって信頼関係がドンドン深まっていきました。今は何をするにも5人全員で情報を共有しているので、頼もしい限りです。

さまざまな改革に取り組んだ結果、社内は少し落ち着いてきました。ようやく、地に足をつけてしっかり歩めるようになったところです。ワールドユーで学ばなければ、間違いなくこのような形にならなかったと思っています。

自分自身をみつめることの大切さ、自分との対話をすることで答えは導き出せること。このことに気がついたことだけでも大きな財産です。

さらに、学びが深まるにつれて、私自身、めざしたい世界が明確になってきました。
社長・お客様の夢応援団としてできる限りのサポートをすることはもちろんなのですが、縁あって入社してくれた人が、「この会社に入ってよかった!」と心から思えるような会社にすること。
経営者と社員という垣根なく、一緒に働く仲間として夢見る世界の実現に向けて、ともに助け合い、笑いあい、学び合う関係でいること。
その関係が何より幸せなことなんだなーとしみじみ感じられる会社であること。

そして、このような幸せが、自分たちだけではなく、お客様や関係会社の方たちにも広がっていって欲しい。そういう幸せのもととなるような会社でありたい、そう思っています。

夢の実現に向けて日々試行錯誤ですが、学んだことを活かしながらマッチ、社員のみんなと力をあわせて歩んでいきます。

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