ヒーロー達の物語
HISTORY OF HEROES

学びによって強くなり、
夢に向かって突き進めるように

町田 孝治氏 奥様

町田 和歌

何て素敵な世界なんだろう

少し体調がよくなってきた1年半ほど前、ワールドユーに通うことにしました。

私とワールドユーとの出逢いは、その2年ほど前、彼に「メタコミュニケーションというのがあって、いいと思うから来ない?」と言われて行ったのが最初です。

その当時、彼は異業種交流会とか、いろいろなところに顔を出していたので、私もお付き合いで時々行っていたのですが、ワールドユーについては、「あれ?ここ、なんかすごい!何て素敵な空気感と世界なんだろう」と強く印象に残りました。 それは何故かというと、みなさんの表情がキラキラ輝いていて、「幸せそう」と感じたからです。「この人たちがいれば、間違った道に進むことはないな」と思いました。彼に「よかったね~、あなたはこの人たちとめぐり会えて幸せだね」「関係を大事にしてね」と言った記憶があります。

学びによって強くなる!

最初は、「経営者コース」に月2日間通うことに自信はありませんでした。
「私なんかが受けていいのかな?」「すごい方に教えてもらって成長できるのかな?」という気持ちもありましたし、子どもが小さいので「幼稚園のお迎えどうしよう?」という現実的な問題もありました。
しかし、もともと自分自身をみつめていくことに興味はあったので、「どんなことが学べるんだろう?」という思いと同時に、「自分自身が変われるきっかけになり得るかも?むしろ変わりたい」という気持ちが大きくありました。

学び始めて最初に思ったことは、「なんてここはあったかい場所なんだろう」ということ。同じ悩みを抱えていらっしゃる方が多くて、隠さずにオープンに話すことができたからです。

具体的な解決方法についてのアドバイスを受講者の方からいただけたり、仲間とともに学んで同じように成長していくことに刺激を受け、また自分自身も学ぶにつれて、ホントに強くなったなと思っています。 以前は何か言われる度にシクシク子どものように泣いていましたが、ぐっとこぼれ落ちる涙をこらえられるようにもなりました。自分の考えも簡単にペシャンと潰れていたのですが、ブレなくなったのです。

その頃、マッチはといえば、カナダの研修に参加したことで、少しずつ元気を回復していきました。でも設立した当初の会社の経営理念の話をすると、未だ何か悲しみを引きずっているようで口が重くなります。会社の経営自体も目指すべきところは何なのか?模索する日々で、ただ毎日同じように過ぎていくだけ。波にただよう小舟のように頼りない状況でした。

そんな中でも、彼と社員の関わり方を私なりに感じることがありました。彼は言葉足らずで説明不足なゆえに、誤解を多く与えてしまっていました。
本当は誰よりも社員のことを信頼し、可能性を信じるという、温かい思いが根底にあるのに、それが伝わっていないのです。「なんてもったいないことをしているんだろう」と感じるようになりました。気づいたらすぐにフォローするように動きましたが、なかなかうまく伝えることができませんでした。

他にもいろいろ思うところがあり、もやもやしていた気持ちを伝えたとき、彼は非常に強い覚悟を持ったようです。この覚悟を決めたことが大きな潮目となり、辛い状況が徐々に良い方向へと進んでいきました。

また、社員の1人でもあり、コアメンバーとして会社立て直しのメンバーとして関わってくれた人から、「経営理念を語って欲しい」と言われたそうです。このことが彼の自信を取り戻すきっかけとなり、大きな希望を再び抱き前進する一歩となりました。

彼の中で一度見失い、自信を失い、理念なんて伝えてもどうせ無理・無駄だと思っていたことが、理念があるからこそ夢と目標に向かって進んでいける、という確信に変わっていったのだと思います。

私自身も少しずつですが、「自分とはナニモノであるべきなのだろう…」とよくわからない呪縛のようなものから、徐々に解き放たれていったように思います。「私は私、ありのままの私でよく、鎧をまとう必要なんてない。自然体でいればいいのかも」と。

そして、“社長の夢応援団”というビジョンを、ようやく心の底から理解できました。
以前、父が母に「町田くんが公認会計士なら、会社のことを何でも相談できる。これでうちの会社は安泰だね」と嬉しそうに言っていた光景をふっと思い出しました。
他のお客様にも同じように思ってもらえるかもしれない。彼のみならず全社員が同じ思いでお客様のサポートをしていくなら、お客様にとって何より心強く、確かな希望となるんだ、ということにやっと気が付きました。そして、「間違った考えじゃないんだ。自信を持って良いんだ」と思うようになりました。

また、社長の奥さんということを過剰に意識することもなくなり、夫婦2人、同じ職場で働くことの怖さもなくなりました。お客様からのお申し出や、会社内でのいろいろな出来事、ありとあらゆることがおきる度に、淡々と物事を受け止め対処する彼の姿を見ると、尊敬するのと同時に私も頑張ろうという気持ちになります。実際に一緒に働いてみなければ、わからなかったことでした。

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