ヒーロー達の物語
HISTORY OF HEROES

孤独で不安な毎日から、
仲間とともに人生を楽しむ生き方へと激変!

株式会社ISHIDA

代表取締役社長 石田 洋平

考え方のシフト

ワールドユーの研修でたくさんの学びがありましたが、講義の中ではなく大自然の中での体験が「経営者は孤独」、「人は信用できない」、「人生、仕事はつまらないもの」などといった私の今までの価値信念を大きくシフトさせてくれました。
特に、2018、2019のカナダ研修が私の世界観を大きく変える転機となりました。

2018年の研修では、カナディアンロッキーに登り、テントで一泊するという日の前日から熱を出してしまいました。当日の朝も体調が悪かったので、どうしようかと思いました。行ったら引き返せないし、みんなに迷惑をかけるわけにもいかないですし…。

そんな時、一緒に行く仲間たちが「俺、これ持ってあげるよ」、「じゃあ、これは俺が持つよ」という感じで、みんなが手分けして私の荷物を持つと言ってくれました。初めはすごく嫌でした。私は基本的に人を信用していないので、人に頼るということは絶対嫌だったからです。「人に荷物を持ってもらってまでして行くんだったら、行かない」とも思いました。

でも、その時「もしかして、人の手を借りて何かを成し遂げてもいいのかな」というふうに思えたんです。一人ひとりの力は小さいし、人に頼ってチームとして協力して成し遂げてもいいのかなと。そう考え、山を登ることにしました。

ずっと体調は悪かったのですが、山を登りきったとき、達成感と感動で胸が一杯になりました。もしあそこで行かなかったら、人に助けてもらうということは一生できなかっただろうと思いました。「自分で100%やらなきゃ気がすまない」というのではなく、誰かに助けてもらって、会社の目標を成し遂げるのもいいのかな、と思えるようになり、私にとって大きな体験となりました。

2019年の2度目のカナダは、大体どんな感じかは前回で分かっていたので、気楽な気持ちで参加しました。体力にも自信があり、昔から大抵のことは人と同じくらい、それ以上に出来ると自分では思っていたからです。

しかし、またもや前日から熱を出してしまいました。体調が悪いうえ、以前、富士山に登った時に高山病で頭が痛くなった経験があったため、不安を抱えながらの登山となりました。やはり途中から頭痛がひどくなり、脱水症状も出始めたため、「自分としては頂上までは何が何でも行きたいし行くことはできるけど、絶対降りてこれないだろう」と思いリタイアしました。

横たわりながらみんなの小さくなっていく後姿を見ていると、絶対登頂して欲しいという思いと、自分自身はそれが出来ない悔しさや情けなさでいっぱいでした。
この「人に置いて行かれる」、「自分だけできない」という体験は、自分にたくさんの発見をさせてくれました。これまで、社員の中にもやりたいけどできなくて悔しい思いをしている人がいたかもしれない。でも私はやる気のないダメな奴だと決めつけて、その人の気持ちを全く考えていませんでした。

また、仲間はいつもあたたかく手を差し伸べてくれました。下山時に途中で合流して一緒に下ったのですが、荷物を持ってくれたり、補給食をくれたりして力づけてくれて、何とか下山することが出来ました。人との繋がりが分からない、人を信用できないと思っていた自分は、いつもたくさんの人に支えられて生きていることに気が付きました。

登山の翌日の朝の挨拶では、初めてみんなの前で号泣してしまいました。悔しい思いや辛かった思いなどいろいろな思いがありましたが、そんなことよりも仲間がいることの心強さ、誰も信用できなかった自分が人とつながっている安心感や嬉しさでいっぱいでした。失敗したら自分の居場所がなくなるという思い込みがありましたが、失敗して自分を素直にさらけ出したら本当の居場所ができたという貴重な体験でした。

このように、大自然での多くの体験は私の考え方をシフトさせてくれました。
ありのままの自分でいることの大切さ、仲間がいてくれることへの感謝、人を信じることで新たな道が開けること、仕事と人生を楽しむことが本当にできるということ…。

本当の自分を発見

2018年12月に行った統合ワークでも、大きなものを得ました。本来、猛烈に忙しい12月に4日間も仕事を空けるのはあり得ないことなんです。けれど、真剣に自分と向き合うために、何としても年内にやり遂げたいという思いが強くありました。  
この決断の結果、思っていた以上に、自分にとって大きなポイントになりました。

私にとって3回目の統合ワークだったのですが、初めて自分が本当に望んで自分自身を探求することが出来ました。今までは正直、心のどこかに不信感みたいなものがあったんです。過去なんて変えられるわけがないと。
私は昔から真実がはっきり証明できないもの、特に歴史とかは嫌いなんです。統合ワーク中は自分の無意識の記憶が出てくるのですが「このことは本当なのか?」、「そんなこと分かるはずがない」と集中できませんでした。

しかし、今回は自分の無意識の魂が自分自身を探求することを望んでいたかのように、集中することが出来ました。自分を深く深く見つめたところ、出てきたのは「どうせ人はいなくなる」、「自分には価値がない」、「誰もわかってくれない」などすべてに絶望して、感情を押し殺し、生きている意味が分からない自分でした。
その最中、知恵熱みたいなものが出て、もう帰ろうかって思うくらい自分の身体が反応していました。そんな自分を受け入れ、信念を書き換えることに取り組み、自分のプログラムみたいなものをバージョンアップすることができました。

今までは、“貢献”とか“人の役に立つ”とかは「暇な奴がやれ」って思っていたのです。でも、そんな言葉の一つ一つが確かに自分の中に存在していること、本当は人の役に立って自分自身も人生を楽しみたいという自分がいることを発見しました。

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