ヒーロー達の物語
HISTORY OF HEROES

学びで自分の考え方が変わったことによって、 会社と人生が驚くほど変わり、夢も実現。

株式会社山崎文栄堂 専務取締役
ヒーローズクラブ事務局長

サットサンガ合同会社 代表 若狹 謙治


幸せがひろがっていく!


「幸せな社会を創り、拡げる」というビジョンに基づいて、日々仕事をしていたところ、これは本当に不思議なことなのですが、幸せがひろがる契機が何度も訪れるようになりました。


山崎文栄堂の取引先の一つに、大手上場企業C社さんがあります。以前は業界のトップを走っていましたが、時代も変わり物がなかなか売れない時代なので、経営再編にあたられているところです。


うちの女性の事業部部長がC社担当で、アスクルの文房具を10%の値引きで長らく納品させていただいているのですが、今回、ライバル会社が「18%引きにする」とC社さんに営業をかけてきたのです。C社さんは、うちのトップ5に入るお客様なので、もし取引がなくなると売り上げ的には1億何千万下がる。でも、18%引きにすると赤字になる。


かつての山崎文栄堂でしたら、売り上げ重視だったので、当然のことながらディスカウント競争に参加し、値引き率を合わせる方法をとったと思います。でも、今は違います。赤字を出してまで取引を継続させることは、社員みんなの幸せに繋がらないと思いました。


C社さんも経営をもう一回立て直すタイミングでこういうお話だったので、値引き率を合わせる、合わせないという二極ではなくて、お互いがよくなる方法、第三のアイデアがあるのではないかということで、両社の話し合いの場をもちました。


事業部部長はC社の役員さんに、このように話したそうです。
「弊社も以前は、ドンドン売り上げを上げる、という方針でやってきました。しかし、現在は、経営をシフトして“幸せを創り、拡げる””というビジョンのもと、既存のお客様にどうやって喜んでもらえるかというところに主眼を置いています」
「ですから、値引き率を18%にしたいのは山々なのですが、値引きではなく、私たちができる精一杯のことを再度ご提案させてください」と。


そして、渋谷の創業地につくったコワーキングスペースCOHSAにも来ていただき、私も交えてCOHSAの役割や、会社の取り組みなど、いろいろと説明させていただきました。
COHSAというのは、1階がイベントスペースとカフェ、2・3階がコワーキング・スペースになっていて、人と人とが交流する場所です。地域とのつながりとか、コミュニティづくりに役立っています。


運命の最終決定日。C社の役員5人がずらりと並んだ中、一人の方が、このように話してくださいました。
「値引きはあくまでも一つの方法。うちの会社としては、山崎文栄堂さんの、地域とか人、既存のお客様に対して役に立っていきたいという姿勢はとても共感できます」
「価格って一律ですよね。そうではなくて、人を通して提案してくれるところに山崎文栄堂さんの価値がある。そういう会社と付き合うことが、うちの会社に有益以上の価値をもたらしてくれると考えています」
「だから、このまま取引を継続していくのはもちろん、うちのグループ会社を是非紹介させてください」と。


なんともビックリする結末です。値引きはしなくてよい上に、取引先が6社増えてしまいました。
事業部部長は感動のあまり泣いていました。
彼女は、私がずっと教育してきた社員で、こういう社員が山崎文栄堂の理念をきちんと訴えることができ、それを相手も見てくださったことが、私としてはとても嬉しかったです。


また、外資系電気機器メーカー大手のD社さんから、COHSAにIOT対応の空気清浄機を展示させて欲しいというお話もいただいています。
D社さんは、「これからはモノを売る時代ではなく、空間や空気を売る時代、その結果世界の人たちがハッピーを感じる時代へ」というコンセプトで進められていて、空気清浄機をCOHSAに置いて、そのハッピーな空間を提供しようという試みです。COHSAは雰囲気もよく、人がたくさん出入りするので、白羽の矢を立ててくださったようです。


このように、ビジョン経営を情報発信することによって、山崎文栄堂はお客様から選んでもらえる企業に成長しました。
そして、幸せも社会へひろがりつつあります。



やりたかったことが実現した!


2018年11月に、「サット・サンガ」という自分の会社を立ち上げました。立ち上げたとたん、ドッと仕事が舞い込んできて、人生史上最大のめまぐるしい毎日を送っています。


もともと自分で経営をしたかったのです。公務員やサラリーマンとして、誰かからお給料をもらうのもいいんですけど、私自身を通してやったことに対して喜んでもらいたい、人の役に立ちたいと思っていました。


山崎文栄堂の“若狭謙治”としては、試行錯誤をしながらもこれまで順調にやってきたわけです。しかし、山崎文栄堂の次のステージを考えたとき、自分の人生を歩む方が次の幹部を育てることにつながると思いました。



また、「若狭さんは役員として山崎文栄堂にいるんだけれど、自分の会社もやっている。いずれは自分も若狭さんのようにコミットしたものをもってやりたいな」という人が出てくれば、それが会社の活力になるとも考えました。


そして、若狭謙治個人として、これから自分が先頭に立って人の役に立っていくということを、どういう思いでやっていくかと考えていたとき、ちょうど、ワールドユーのトレーナーの方に、「内省内観合宿などリーダーのみんなの成長の場を、サポートして欲しい」と言われました。そういう役割だったら、願ってもないことと思い、お引き受けしました。


現在、その他に、採用セミナーを行ったり、K大学での学生ビジネスコンテストの評価委員を務めたりしています。


今、人生のピーク的に忙しいんです。でも、何のために忙しいのかが分からないときよりも、はるかに充実した毎日を送っています。忙しいこと自体、ありがたいことだと思っています。


このような自分になれたのは、ワールドユーで学び、自分の考え方が変わったことによって、仕事も含めて人生が驚くほど変わりました。
もし、ワールドユーに出会わなければ、営業戦士として走り続けて、ボロボロになっていたと思います。


これからも、より多くの人に喜ばれるよう何事にも取り組み、幸せな社会をひろげていきたいと決意を固めています。


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