ヒーロー達の物語
HISTORY OF HEROES

仕事も含めて、自分らしい
人生を歩めるようになった

愛和食品株式会社

代表取締役 早川 恭彦

縁と動物的勘で、学びの世界へ

辛い時期が続いていた最中の2009年、ワールドユーに出会いました。ワールドユーの会員であるヴァリアントの和田雅英氏が当社の取引先で、年始のあいさつに行ったときに紹介されました。

お客様からの紹介でもあるし、「とりあえず1回、行ってみよう」と行くことにしました。
最初、「宗教っぽくって怪しいなぁ」という感じはあったんですが、「何かよく分からないけど、ここには、すごく良いものがある」という動物的勘が働きました。また、何より、トレーナーの方たちの、ハートフルさ、優しさと人間的な魅力に惹かれましたね。
当時は、研修は大阪で開催されていたのですが、1年間通いました。

そこから学びを一度は中断し、ずっと離れていたんですが、不思議なことにクリスマスの夜にトレーナーの方がふと電話をくれたんです。これが実は自分にはここしかない、という絶妙のタイミングで、もう1度本気で学ぼうと瞬時に決断しました。今振り返っても不思議な体験です。

過去を吟味しないと、未来は変えられない

最初の3年間の学びは衝撃的でした。そして、私は随分変わりました。

「過去は変えられない、未来は変えられる」ってよく言うじゃないですか。それは実は違っていて、過去のことをちゃんとしていない人は未来は変わらないんです。
これまでの人生において、蓋をしてきたこととか、なかったことにしてきたこととか、たくさんありますよね。回避できてないのに廃棄したものにして、ポイポイと捨ててしまってきたことが。

そういう自分の過去の嫌だったことから目を逸らさずに、ゴミ拾いして、一つひとつ、こういうことだったんだと考えるんです。芯が出てくるまで、たまねぎの皮を一枚一枚削いでいくような感覚ですね。
ある一つのことに対して、過去のことをどんどんバックトラックしていって、「この時、こんなことがあったよな、こんなことを考えてたよな」「この考えはどこから来たんだ」とドンドン深堀りしていくと、「え~、そうだったんだ!」ということ実にたどり着くんですね。そして、それに対して対処していく訳です。

本当の自分と向き合うことになりますから、恐い部分もあります。でも、自分でごまかしたい弱い部分が心の中にあるうちは、同じことを繰り返すことになります。しっかり認めることができなかったら解決できないのです。だから、一つひとつ丁寧に向き合っていきます。

そういうことを内観などでたくさん学んでいったら、いろいろなことが見ことに変わってきました。

例えば、私は以前、人とこんな風に話せなかったんです。ペラっとしたところは話せるのですが、自分の本心っていうか、「これ、嫌だなあ、俺のこの部分って見せたら絶対嫌うだろうな」っていう部分は見せられなくて、厚い壁をつくっていたのです。

ある合宿研修でその理由を突き詰めていくと、幼稚園時代におこったある出来ことに突き当たりました。
そして、「仲良くなりすぎると揉めことが増えて、いつか別れが来る」「グループに属していると、自分の気持ちに嘘をついてでも、いじめにも加担しなければならない状況に陥る」といった概念が、自分の中で出来上がってたということが分かったんです。

だから、ずっと私は、集団の中にいても距離を置いていた訳です。
相手に迎合するくらいなら、相手を威圧するような、人を寄せ付けない雰囲気を出して、一人で孤立している方が楽だから。

また、傷つきたくなかったんです。
「本音で話せば、きっと周りは自分と付き合ってくれないだろう」という思い込みがあって、自分の全てをさらけ出すことができませんでした。

それが分かってからは、「本音で話しても大丈夫なんだ」という前提で話せるようになり、徐々に人との壁も薄くなっていきました。
過去の体験を何とかしておかなかったら、今、こうしてしゃべれなかったはずです。

そして、会社では、自然に社員との関係性も変わっていきました。

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