ヒーロー達の物語
HISTORY OF HEROES

葛藤や思い込みを解き放ち 使命やビジョンに向かい加速していく未来へ

株式会社ラピュタ

代表取締役社長 高橋 省三

先代と社長からの言葉が自分を会社に繋ぎとめてくれた

髙橋氏の会社人生にとって大きなインパクトを与えたのが先代の死でした。

最期が近づいていることを覚悟した先代はある日、会議の後、髙橋氏に「よろしくな」と声をかけたそうです。

「“何がですか?”と訊くと“会社のことと、恭彦のことを、よろしくな”と言われました」

私が今でも会社にいるのは、その言葉があったからだと思います。もしあの言葉がなかったら、辞めていたかもしれません。恩を受けた人からの言葉が、私の中で重く心に響きました。 また先代がこの世を去った時も、ここにくればみなさんが支えてくださり、乗り越えるアドバイスを教えてくださいました。

私は25歳の時に、自分の父親が亡くなっていたので、先代は自分の父親みたいな存在でした。その人の言葉は今後も守っていかなければ、という思いがあります。

そして“辞めたい”と私が言った時に、“その言葉は二度と言わないで欲しい”と今の社長に言われたことも、私の中では大きかったです。

大自然の中で、ちっぽけな存在からひろがった世界

カナディアンロッキーでの研修では、何億年も前から続く大自然を前に、たった80年しか生きられない自分は、ちっぽけな存在だと感じたという髙橋氏。“小さなことで悩んでいる場合ではない”と思わせてくれたそうです。

人に馬鹿にされたくないと思って生きてきた、人目が気になる自分。
人が好きと言いながら、本当は恐がっている自分。

一方で、自分一人ではここまで辿り着くことができなかったこと。

いつも誰かが勇気づけてくれていたことにも気付いたそうです。

そして、人一倍仕事に情熱とコミットをもっているからこそ、何に関してもすぐに込み上げてきていた怒りの感情も、出現することが少なくなってきていました。 “怒りの感情に、人は関係ない。自分の心の持ちよう次第で相手も変わってくるのだ”と気付いたからです。

ピリピリした、相手を萎縮させるような雰囲気や口調が変わっていき「優しくなった」と言われました。

1対1の面談の時やミーティングなど、職場でも穏やかに伝えた方が伝わりやすいことを実感したと言います。

「以前は“見込が甘いんじゃないの?”と詰問するようなコミュニケーションだったので、相手は何も喋れなくなってしまうこともありました。今は数字云々よりも、“どうやっていこうと思っているのかを教えてほしい”“何か悩んでいることがあったら一緒に手伝いたい”と伝えると意見も活発に出てきます。

日頃から悩まされていた、考え過ぎて答えが出ない。眠れない。寝るためにお酒の量が増えるという悪循環も気付けばなくなっていました。

ヒーロー達の物語一覧を見る >