ヒーローズ感謝祭の和太鼓チームが私を変えるきっかけに
昨年末、ヒーローズクラブ主催による感謝祭で、私は和太鼓のステージに挑戦をしました。当初はなぜ和太鼓が社会貢献に繋がるのかピンと来なかったのですが、次第に企業の垣根を越える感覚がわかるようになります。
それまで一定の距離感があった他企業の社長達とニックネームで呼び合い、仲間としての意識を共有していくことは、練習を重ねる中で自然の流れのように感じられました。当日は文化祭のようなワクワク感から誰もが童心に戻るような気持ちを味わいました。久々の緊張感から舞台裏でドキドキしたのは私だけではなく、他企業の社長や幹部の方々も同じだったのです。舞台を終え自然とみんなでハイタッチをしたりハグをしたり。チームになれた実感や輪に入れた喜びは大きく、企業の垣根を越えたからこそあの場で感動を与えられたのだと実感しました。
ご来席くださったお客様からの山崎文栄堂への期待値は格段と上がったと感じています。これはヒーローズクラブの皆さんのお陰だと思います。社会貢献は1社でのみならず、企業を越えてやることも大事だと改めて気づかされました。
そして今年は、ラスベガスでの公演に向けチームで練習に励んでいます。苦手な叩き方を他企業の社長と教え合う自分がいます。自然と助け合える関係性から、社長という高いステージに身を置く方々にも自分が出来ることを伝えられることに、かけがえのない経験をさせていただいているのだと感じています。 またラスベガスオーディションを通じて周りからのたくさんの応援をいただき、チームみんなで力合わせてこの場を元気にしたい!楽しくしたい!とかそういった思いが集まることで、自然と見ている人が感動したり元気が湧いたりするんだと仲間のみなさんから学ばせていただいています。
新規開拓で実績を上げていた頃、エネルギーに身を任せひたすら走り続けていました。しかしいつからか、お客様はアスクルの商品やサービスの素晴らしさに喜ばれているのであって、自分自身の力ではない。そう感じるようになっていました。私は自身を認められず、他人からの評価がほしくて、場面場面で理想的な自分を演じ、弱さを隠しながら過ごしていたのです。
統合ワークで気付かされた自身の深い部分での課題、そしてヒーローズ和太鼓チームの皆様と仲間として活動することから発見できた新しい自分。自分らしさは自分の言葉、行動から発するものであり、他人の評価を求めて変容させるものではないと私は体感することができました。
私が私として貢献できること
私は今後、山崎文栄堂の講演会にもチャレンジしていきたいという希望があります。自身の体験談や学び、魅力を多くの方へ伝えていきたいのです。和太鼓では夢や感動を与えたい想いが音となって響きます。人の魅力や想いこそが人の心を動かし世の中に貢献していける力になると実感したからです。
会社では後輩に愛を持って寄り添い、自分の言葉で育てられる人間になりたいですし、たくさんのお客様へ貢献していきたい思いがあります。その為には、仕事に枠組みを作るのではなく、部門を越えて幹部の皆さんとも後輩とも連携をとりチームとして動くことが求められます。会社全体を見つめ行動するには、自分軸で見渡し自分らしさを発揮することが必要です。そしてそれが私の使命だと感じています。
和太鼓チームで他企業の社長と支え合う経験から、お客様へ喜んでいただく貢献が少しずつ実感できるようになりました。勇気がいることもありますが、不必要な制限が外れたのだと思います。私らしさを喜んでいただけるときに、心からの喜びを感じられるようになりました。そのルンルンとするような晴々とした状態が、さらなる高いエネルギーを循環させるように、どんどん貢献を広げていきたいです。
山崎社長はこれまで会社がどのような困難にある時でも、いつもニコニコと明るくされてきました。会社が詐欺事件被害に遭い、本来なら途方に暮れるような状況で、「お金がなくなっても社員の皆んなはいる、みんな健康でいることが一番大切なこと。私たちは未来に向けて貢献していく」と話す姿に幹部・社員の気持ちがひとつになっていったのを覚えています。山崎社長のスタンスはいつも変わりません。困難は試練であり、乗り越えられる。そして本当に数々の試練を山崎文栄堂はチーム一丸となって乗り越えてきました。
入社して数年間、私にとって雲の上のような存在だった若狭専務。今では仕事でもプライベートでも悩みを受け止めて、いつも私を支え、育ててくださる存在です。高い視点から方向性を示していただくと、困りごとが小ぢんまりとした悩みであったと気付かされ、自分もまたそういう人間になりたいと強く思うのです。
これまで愛を持って私を励まし、仕事への活力を与えてくれた先輩方の存在も大きくあります。山崎文栄堂とワールドユーとの出逢いは本当に運命的であったと感じます。感謝の気持ちが溢れて止みません。ですから、私もまた愛をもって誰かを支え励まし、感謝してもらえる存在となり、社会に貢献の輪を広げていきたいと感じています。
順風満帆に思われた営業活動に心の陰りを感じた宮地氏は、ご自身の解決すべき課題に向き合われました。長年の意識を変え、学びを実践することは簡単なことではありません。しかし宮地氏にとっては困難ではなく、喜びであるように感じられました。直感で山崎文栄堂に入社をしたいと思われてから今日まで、周りの方々への感謝が常にあるからこそ、自身もまた感謝をされる存在として、さらなる高みを目指そうと感じられるのではないでしょうか。自分らしくお客様へお役立ちをするかけがえのない喜びを知る宮地さんは、会社の仲間そしてヒーローズクラブの仲間と共に、今と未来への明るい希望を絶やすことなく貢献活動を続けられています。
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