ヒーロー達の物語
HISTORY OF HEROES

自分らしさから繋がる
お客様との信頼関係

株式会社山崎文栄堂

お役立ち事業部 課長 石田 由季

ワールドユーアカデミーでの学びが好循環に

上司や先輩方がワールドユーに通われてから、社内コミュニケーションの変化を感じようになりました。私も研修に参加させてもらう機会があり、初めて衝撃を受けたのは、メタコミュニケーションでした。特に内向と外向の違いについては、自分の世界観しか知らなかったため、そんな考え方があったのかと本当に驚きました。こういったことを先輩方は学ばれてきたのかと、とても興味を持ったのを覚えています。人にはそれぞれの特性があり、感じ方や受け取り方、インプットとアウトプットの手段が異なることを知りました。先輩方は社内でもしっかりと相手に伝わり易い言語(話し方)で、私には私への伝え方を考えて話してくださっていたのでした。私自身も実践をすることで仕事だけではなく、身近な人達への愛着心も増し、関係性が良くなっていきました。

半年前から受講をしているリーダーシップ研修では、自分のこれまでの経験が信念になり、行動や結果につながってくるお話を聞いた時に、自分の成長は先輩方がたくさんの経験できる機会を与えてくださっていたことを思い出し、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

与えてくださった経験の中で、一番大きく私を成長させてくれたのは採用チームでの活動でした。採用は元々やりたくない、自分が様々な思いを経験した就職活動において、人の人生を左右させる採用担当となるのは、自分には責任が大きすぎると考えていました。しかし、学生と接していく中で、山崎社長や若狭専務は「学生の人生に貢献しよう」と仰っています。採用担当として、何とか良い学生を採用しないと、という会社都合のような考え方ではなく、1人の人生と向き合った時に、その人にとって本当に山崎文栄堂がいいのか、他の企業で輝くのではないか、私たちは一緒に働きたいと思うか。1人1人の学生とたくさんお話をして、私たちの想いを伝えてゆく中で、気づけば自分らしさが少しずつ、出せるようになっていたのです。

そして4年目に採用責任者に就任した時には、学生を惹きつけられる様な担当者になろう、そう前向きになれたのでした。「この人の様になりたい」と思わせる魅力がなければ、人は集まらないと思ったのです。山崎社長は1人1人が見られている、スポットライトを浴びているイメージでやっていこうとおっしゃいます。そうすることで自分自身「働くのが楽しい」と感じるようになりました。

自分らしくお客様へお役立ちができるように

入社5年目頃より、山崎文栄堂はお客様との付き合い方が変わり始めます。面談のシナリオを作る際には、他部門とのシナジー(相乗効果)で提案を考えるように。何よりも、山崎文栄堂の魅力をお伝えし、そこに共感をしていただけるよう気持ちを込めるようになります。

サービスの中身をただご案内するのではなく、会社の歴史や軌跡、ヒーローズクラブでの取り組みなどもお伝えしています。会社の中で変えたいと思う部分をお持ちの企業様には、整理整頓・環境整備によって時短や業務の効率化が図れることや、オフィス見学もオープンに。山崎文栄堂がどのような経験をして今のオフィスに変わったか実際に見ていただき、考え方を共感いただき、お役立ちをしたいと考えるようになったのです。

するとお客様の関係性にも変化が起きました。サービス提案型であったのが、お客様の方から山崎文栄堂のサービスをご指名くださるようになり「溶解処理されていましたよね?」「代理店を変えようと思っています」など、自然とお声掛けをいただけることが増えていきました。

もともと私は、営業シナリオ通りに成約に繋げることが下手といいますか、苦手だったのかもしれません。入社して数年間、成約獲得の結果を求め、営業に苦手意識ややり辛さを感じていました。しかし今は、お客様から信頼していただき仕事ができることに幸せを感じています。仕事をする私が私らしいと感じるほどに。

自身が経験した辛さを後輩にはできるだけ味合わせたくない思いがあります。お客様と信頼関係をもった上で、お取引きができる喜びを感じて仕事をしてほしいのです。その為に、私が伝えられることや出来ることを意識するようになります。

お客様に驚かれる活動と山崎文栄堂の真価

私は今年、年末のヒーローズ大感謝祭でのダンスパフォーマンスへ向けて、山崎文栄堂13名のダンスチームのリーダーに挑戦しています。業務とは別に一丸となって楽しむ何かがあるのが羨ましい、そう言われることがあります。得意不得意もある中で、最初は「やらされてる感」が多少なりともあったメンバーが自発的に楽しめるよう声掛けしたり、何よりも自分自身が明るく良い状態であるように心掛けています。ダンスが好きなメンバーには、どんどん前に出てきてもらい、私1人で引っ張るのではなくチーム全体で楽しいという雰囲気を大きくしています。山崎文栄堂は、価値観を合わせる機会が多くあると思います。「ノリと勢いが大事」ということを理解し、みんなが楽しくダンスを踊っています。ダンスチームを通じて、個々の意志が会社のビジョンと繋がるような感覚があります。

お客様の話をお聞きする中で、会社が大きくなるにつれ改善を必要とするフェーズが増える一方、わかっているけどできない、という企業様が多くいらっしゃいます。私は、中小企業の働き方が日本を変えると考えていますので、もっともっと変化へのお役立ちをしていきたいです。

山崎文栄堂は1人1人の魅力が強い会社だと思うのです。「ここに貢献出来る」という言葉にみんなが共感し、相手のために働ける、お互いが幸せになれるように働こう!という雰囲気があります。お客様のためだけではなく、社員やパート社員同士のためにもそうなのです。守備範囲から型にはまった働き方をするのではなく、「今ここで自分が動くことで、どのようなプラス効果を生み出せるか」、基本姿勢として広い視野で相手を思いながら活動しているのだと思います。

山崎文栄堂から広がる世界観

山崎社長は、多忙なスケジュールの中でも必ず月に一度、事業部毎の懇親会を開きます。社員としては、1ヵ月の成果や努力をお伝えする場となりますし、フィードバックをいただける貴重な時間です。全体朝礼でもそうですが、ビジョンや思いを率直に伝えてくださるので、みんなの思いがひとつになります。初めて会った事に感じた心地よい距離感で、山崎社長は私たちと同じ目線で社員を包んでくださいます。

新型コロナウィルスが猛威を振るう中、ネガティブな情報が飛び交い、マスクや消毒剤の争奪戦が繰り広げられています。自分が良ければいいという考えではなく、自分が動き方や考え方を変えたら社会がどう変わるか?私はそこを大切にしたいと感じます。山崎文栄堂とワールドユーに世界観を広げてもらい、貢献性をもった柔軟な働き方が変化を起こすことを知りました。ですから、私もまた山崎文栄堂の魅力をどんどん発信し、変化と幸せの波紋を社会へ広げていきたいと思うのです。

昨年結婚をし、今後出産や育児も視野に入れる中で、多種多様な環境で活躍できる人材となる目標が芽生えました。会社の中で働くことに囚われず、自宅からアイデアを発信したり、将来介護などで福井の実家に戻ることがあれば、そこからしっかりと成果を出し、様々な形で部下の面倒も見れるようなワークスタイルを確立したいと考えています。女性が活躍するモデルケースのひとつとなれたら、後に続く後輩が安心できると思うからです。ひとりの女性としても社会に貢献を広げていきたいと思っています。

お悩みをお客様の方からご相談いただけるようなり、石田さんはお役立ち活動にさらなる可能性を描かれ、信頼関係を強めていかれます。山崎文栄堂の魅力をお伝えすることで広がる「信頼・安心・共感」の世界観。これは、社員1人1人に他者への配慮と貢献心があるからこそ実現するのではないでしょうか。石田さんの貢献への思いは枯渇することなく、お客様へ、後輩へ、同僚へ、働く女性へ、社会へ、今と未来へと幸せを広げていかれます。ビジョンを話される石田さんからは、温かな思いやりと真っすぐな思いが伝わってくるようでした。

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