ヒーロー達の物語
HISTORY OF HEROES

人と真剣に向き合う時、世界が変わり始めた!

株式会社S.T.S

代表取締役 平井 迅

 

ついに理解者が現れた!

 

 

2度目の統合ワークよりも少し前のことですが、私にとって、また、会社にとって素晴らしい大きな“ご縁”に恵まれました。
ワールドユーの幹部クラスで一緒に学んでいた重松氏が、諸事情があって会社を辞め、私のところで働きたいと履歴書を持ってきたんです。

 

ものすごく嬉しかったですね。もともと一緒に働きたい人だったんですよ。明るくて楽しくて、私からみたら“素敵な兄ちゃん”。
それでだけでなく、スキルもあるし、理解度も高いし、言葉も巧みだし、バリバリ営業できるし、人をまとめる力もあるし…私からすると、そうとう優秀な人です。
なのに、「まずは現場から働きたい。待遇面も一番下からやらして欲しい」という条件まで出して、応募してくれたのです。

 

私はすぐ「確実に、うちの会社の未来にとって必要な人材だから」と社長を説得して、その日のうちに入社してもらうことを決めました。

 

ワールドユーの精神を知っている人が、会社に入って来てくれる、やっと仲間ができた!…ということで、相当嬉しかったですね。
そんな“ご縁”ができたことにも感謝しました。

 

 

満を持して、非常識に勝負する!

 

2度目の統合ワークの後、すぐに社内改革に動き出しました。
まず、利益構造の明確化を図るため、会社の中身を2つに分け、2部制にしたのです。

 

社長や常務がやってきていることが会社にとって「正」だとしても、利益が出ていない。このような原因を特定しないと改善の余地がない。
だから、利益がどういう構造になっているのかを明確にしようと考えたのです。

 

自分のお客さんと常務のお客さんはしっかり分かれているので、そこにそれぞれ人員を配置して、2部に分けました。
その際、私の方が有利になる人選を絶対にしてはならないと思っていたのです。
だから、新人が入ってもうまく育てられない人や精神的に下がってしまっている人など、ちょっと実質的に問題があるメンバーを全員、私の方で抱えました。プラス重松氏を含む新人2人。
常務の方は、仕事がガンガンできる人たちばかり。
この人選にみんな驚きましたね。
 
でも、そのようにしたため、2部制にすることに対して大きな反対はなかったです。
むしろ、社長は「この人選でほんとに大丈夫なのか」「向こうのチームとだれか入れ替えた方がいいんじゃないのか」と何度も言ってきたぐらいです。

 

私には、この人選でうまくいくという自信がありました。
いいところがあるのに、周りからするとできないと思われるのは非常に可哀想だし、人材自体がもったいない。苦手なことをやれ、ではなく得意なところを伸ばす。そうして、みんなで助け合って、楽しいチームが作れると思っていたんです。

 

 

凄いチームが誕生した!

 

まず、チーム全体(8人、うち社員6人)が明るくなるような仕組みをつくりました。
それは何かというと、とにかくコミュニケーションです。

 

私自身が、面談、相談事をしたりする時間を設けて定期的に対話し、今本人が抱えている問題や会社に対する思いなどを随時把握するようにしました。

 

そして、全員がそれぞれ抱えている問題や欠点を全部オープンにするようにしました。陰でいうのはいくらでもできるし、どんどん悪い方向に行くじゃないですか。そういうのはうちのチームでは禁止です。

 

さらに、それぞれが抱えている問題に対して、じゃあどうすればその問題を解消できるだろうと、みんなで議論するようにしました。
例えば、Aさんは新人に優しくできない。新人は仕事ができないのが当たり前。だから、その他の人がサポートすれば、Aさんも新人も落ち着いて気持ちよく仕事ができるのでは…といったように。

 

また、月に1回ミーティングをし、その後、懇親会をするというのを定期的に続けています。こんな形で、お互いを認め合ってずーっと話をしているから、チーム全体の雰囲気がとっても明るくなりましたね。

 

他のチームが仕事が終わってすぐ帰っても、私のチームは帰っていいのに、いつまでも会社にいるんです。楽しいからしゃべってる、ずっと笑ってる。そして、明日のために、だれかのために何かをする…。
こうして、みんなが幸せに過ごせる、小さなアーキテクトをつくることができました。

 

 

コミュニケーション以外では、他の会社では当然にやっている朝礼を始めたり、1か月のスケジュールを組んで電子化したりしました。それまでは、前の日の夕方にならないと、明日仕事があるのかないのか分からない状態でしたし、スケジュールも全部、紙の上で組んでいました。

 

やろうと言っても動かない人には自分からどんどん始めていって、「良くなったよ」と実績を見せるようにしたんです。

 

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