ヒーロー達の物語
HISTORY OF HEROES

「やっぱり幸せじゃないなって。感情を殺して生きていってもやっぱり幸せじゃねーなって思えた。」 「あるべき姿」を模索し、完全結果主義者だった鈴木正人社長が今求める幸せな働き方とは。

MCSグループ

代表 税理士・CFP 鈴木 正人

 

「来年は仲間とカナダのロッキーに登るんだよ」

 

必死なオーラや尖った態度が消え、「代表は変わった」と言われることが増えたという鈴木氏は、どうやって変わっていったのかというプロセスを尋ねられると決まって「不思議だけどわからない」と答え、ただ、自覚のないところでも確実に変化しているのは、何か解説できるような方法論に頼るのではなくて、ワールドユーアカデミーに来て「心のトレーニング」をしていることによるところが大きいのだと、以下のように語りました。

 

 

「一緒にセミナーを受けている他の社長さんたちが、自分たちの悩みや弱い部分をセミナー仲間たちと共有して、みんなでその悩みに真剣について考える姿を見て、自分も弱い部分を見せてもいいんだって思えたんだよな。弱いところをみせても周りは支えてくれるんだって。感情に従って周りと調和しながらその目的に進んでいくっていうそういう世界を自分の力で作っていく、そういう力を身につけさせてくれてる、トレーニングをさせてくれている、それも本当無理なく自然と。ここがすごいと思う。」

 

 

自分の心と素直に向き合い心をトレーニングすることは、「この次のステップであなたはこう変化していく」と決められた道筋を進んで自分が変わるのではなく、ただ心を現にすることなので、トレーニングを重ねるうちに、頭にゆり戻されがちな私たちが抱える“あるべき姿”と、根源的にある人としての自分との間に生じがちな緊張や葛藤は自ずと解けていき、それは「無理なく自然と」と述べていた鈴木氏のコメントにも見られます。

 

 

「いつの間にかバブルの価値観とは真逆になった」

 

約20年という間、”あるべき社長の姿”にとらわれ、自分からも社員からも感情を感じることに自制をかけていた鈴木氏に心を取り戻させるのは、心のトレーニングを筋トレのように継続的に行うことにありますが、たとえば体を全く動かさない人は、太ったり体が硬くなったりして動きの自由度が狭まってしまうように、実は心も定期的にトレーニングをしてあげないと健全に作動せず、自由に動けなくなってしまうそうです。

 

フルマラソンを完走するためにはトレーニングが必要不可欠になってきますが、初めは苦しく辛い42.195kmであってもトレーニングを重ねることで気づけば楽に完走できるようになっていくのと同じイメージで、定期的なトレーニングによって心も無理なく動くようになっていくといいます。

 

 

「何のために働き方変えていきたいのかってなった時に、ほんとの幸せのために。」

 

鈴木氏は社員に会うのを怖いと感じる自分と向き合い、徐々に自身の感情に正直になれるようになると、心の深い部分でつながれば後は社員たちの力を信じればいいという気持ちになり、社員やワールドユーアカデミーでの仲間、そして家族にも、ちゃんと支えてもらえてるという安心感が生まれ、「社員の顔を見たいなー」と思って心から笑顔で会社に行くことが増えていき、心のトレーニングをはじめてからはまだ一度も送別会をしていないと言います。

 

 

長く会社の経営に携わっていると社長の自分が弱い気持ちを受け入れると全体が弱い方向にいきそうで、それを見ないことにして気を張り続けてしまうものですが、幸せは弱いとか強いとかいうことに左右されるものではなく、ただそこにあるものに気づき、受け入れるところから広がっていくものなのかもしれません。

 

ヒーロー達の物語一覧を見る >