ヒーロー達の物語
HISTORY OF HEROES

幹部という鎧と武器を捨てたときスッと心が楽になった

株式会社TD・K

常務取締役 橋本 良平

 

幹部としての実力がついてきていないことは、誰よりも分かっているからこそ理想を追う他なかった。

 

ワールドユーアカデミーの研修への参加当初は社員一人ひとりには担当するお客様がいて、手が回らない仕事を他のスタッフに任せるという、いわゆる分業スタイルが主流でした。従業員とは会社の業務を通してゆるい輪の中で繋がっていたものの、社外でコミュニケーションをとる事は滅多になく一人ひとりの人間として繋がっている感は全くなかった状態だったそうです。

 

慢性化したこのスタイルは光青工業株式会社にとって「あたりまえ」だったので特に変化を持つ必要性を感じていなかったのが当時の心情だったのでしょう。

 

しかし、ワールドユーアカデミーの研修を通して知ることになる社員の心の声は良平氏を変えることになるのです。

 

 

研修に参加するまでは、 数字や結果が全てだと思っていた。

 

「尊敬できる上司の下で働きたい。」

 

仕事というカテゴリーで自分が大事にしていることは何かという質問である社員はそう答えたと言います。

 

幹部の役職に就いて初めて耳にした社員の本音を表すその言葉は今まで自分が社員に求めてきたビジネススタイルでは目に見える結果を出す方法はできたとしても、自分自身へ矢印を向けない限り本当の意味での成功は程遠いことを示していました。

 

 

本当の自分と向き合うことで社員に対する感謝の気持ちが湧いてきた

 

そこで良平氏が取り組んだのが、統合ワークという内省内観でした。
「過去をずっと俯瞰していく。普段自分自身と向き合わないじゃないですか。でも統合ワークでは本当の自分と向き合う時間を持ち、自分の中の弱くて嫌いな部分を俯瞰していくことで思い込みをバージョンアップさせていく。その感覚は体の中の悪いものが全部一旦出るようで、その瞬間は最高に気持ちいいですね。」

 

このような感情と向き合う心のトレーニングを受けるようになってから、良平氏は自分の弱い部分を認めてあげれるようになり、今まで味わった事のないすごく温かい気持ちを体験したと言います。
すると、これまで追い求めてきた表面的な成功などは意味を持たなくなり、代わりに社員に対する感謝の気持ちが生まれ、社内は明るくなってみんなが心の底から笑顔になれる環境が現実化されました。

 

「ありがとうの気持ちを表すサンクスカードというものが弊社にはあり、仕事を手伝ってもらった時や何かを頼んだ時などに社員同士で渡すんですが、厳しく接した後でも社員からカードをもらうようになりました。怒ってくれてありがとうございますや、気付かせてくれてありがとうございますなどの声が綴られていました。」

 

 

トレーニングで思い込みをバージョンアップさせる。

 

思い返せば急に幹部という役職を任されてからと言うもの、これまでその役柄にとらわれて地位を武器として仕事場で戦うことが当たり前と思っていた良平氏。しかし仲間と初めて登った屋久島の登山研修の経験を通して、自分も会社のチームの一員であるという自覚が芽生えた事で、「自分が出来ないことも認められるようになった。」と話します。

 

「登山なんて自信がなくて嫌だった。けれど、仲間がいることが有難かった。挑戦して初めて山を登った時にしんどい環境を支え合って乗り越える仲間の大切さに気づいた。両手で木にぶら下がったりしないと登れないような急坂を登山中、足を引っ張ることが多かった私は、チームにすごく助けてもらったんです。」

 

 

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